大豆ミート製造から、さらにその先へ。
プラントベース専門の総菜製造を開始。
当社ではこれまで大豆加工食品である、大豆ミート製造をメイン事業として展開してきました。この度、新たにそうざい製造業免許を取得し、自社で製造した大豆ミートを原料に、プラントベースの冷凍総菜の製造販売を新たな事業として進めます。
おいしいを伝えたい
プラントベース市場は、ここ数年で一気に拡大しています。
特に、2050年には人口に対するたんぱく質の需要と供給のバランスが崩壊する、たんぱく質クライシスが起きると言われ、魚や肉の代わりとなるたんぱく質として、大豆ミートをはじめとするプラントベース食品が注目を浴び続けています。ですが、プラントベース食品が広く一般に認知され、実際に食べられているとはまだまだ言い難いのが現状です。
そこには、調理方法のわかりにくさや手間、美味しさへの期待などがあるのかもしれません。
この現状をなんとかしたい、プラントベース食品のひとつである大豆ミートを、もっと美味しく食べてもらいたい、もっと身近な食材として取り入れてもらいたい、との思いから、新たにプラントベースにこだわった冷凍総菜の製造販売事業を開始します。
プラントベース業界をさらに盛り上げたい
株式会社エヌ・ディ・シーはそうざい製造業免許を取得し、大豆ミートを原料とした冷凍総菜の製造販売事業を立ち上げました。これまでは、主に原料として乾燥状態の大豆ミートを製造販売してきましたが、これにより、大豆ミートに味付けし、揚げたり焼いたり加工した商品の製造販売が可能になりました。から揚げ、ハンバーグ、そぼろ、餃子、焼肉など、様々な総菜の製造を計画していますが、どれもプラントベースである、というところが大きなポイントです。
がんもどきに着想を得て、大豆ミートと豆腐を主な原料とし、和食だけでなく洋食にも合わせやすい味付けに仕上げた「ギャンモ」は、今年3月の展示会で発表したところ大変好評でした。代替肉といわれる大豆ミートですが、この商品は肉の代わりを目指したものではなく、大豆ミートと豆腐を原料とした大豆加工食品としての美味しさを実現しました。