ベーコンの常識をくつがえす
「大豆ベーコン」販売開始
ー日本初、プラントベースのベーコン開発に成功ー
大豆で作ったプラントベースのベーコン、「大豆ベーコン」を2022年5月30日(月)より発売いたします。
大豆ベーコンとは
近年、健康志向の高まり、気候危機、食糧問題などにより、プラントベース食品への注目は増すばかりです。その中でも、特に注目を集めているのが大豆ミートです。大豆ミートのハムやハンバーグなどがスーパーに並んだり、カフェやファーストフードでも食べられるようになりました。原料である大豆は、味噌や醤油、納豆など伝統食として、古くから日本人にとてもなじみの深い食材です。
大豆から様々な加工食品を生み出してきた当社では、プラントベースの「大豆ベーコン」を発売します。
従来の豚肉ベーコンの栄養素と比べると、鉄分が4倍、食物繊維は7倍にもなります。さらに、脂質93%オフ、コレステロールはゼロなので、健康を気遣う方にも安心。もちろん植物性たんぱく質も豊富です。豚肉ベーコンではありえなかった、常識をくつがえす大豆ベーコンの商品化が実現しました。大豆丸ごとから作られており、合成着色料や保存料、化学調味料は不使用です。
開発秘話「きっかけは大豆エビ」
当社では20年前の創業時から大豆の研究開発をしており、これまでに様々な大豆ミートを作り出してきました。他にはない、新しい形状の大豆ミートを作ろうと試行錯誤していたある時、中国でエビの消費が伸び、このままではエビが絶滅の危機に陥る、という報道を見たことが大豆エビ開発のきっかけになりました。大切な海の生態系を守りたい。その使命感から、大豆で「代替エビを作ってみよう」と開発を進めていくうちに、できあがってきたのは、なんとエビよりもベーコンにそっくりな試作品。代替エビの完成はまだ道半ばでしたが、一旦は寝かせることにし、思い切って「大豆ベーコン」の開発へと舵を切りました。そもそもベーコンとは何かを深堀しつつ、さらに何度もの試作を繰り返し、ついに大豆ベーコンが誕生しました。
ベーコンのような赤味の着色には、日本の食文化になじみ深い紅麹を使用したこともこだわりのひとつです。
こんなとき「大豆ベーコン」を
地球にも体にも優しいベーコンエッグ、サラダ、サンドイッチ、ハンバーガーなどを作りたい。そんな時、豚肉ベーコンの代わりにお使いください。
目新しいプラントベースのメニューとして、カフェやレストラン、ファーストフードチェーン店にて、またお弁当のおかずやお惣菜などの加工食品にもご使用ください。
乾燥状態の商品のため、常温で1年保存が可能、備蓄食材としても優秀です。
調理方法
風味は大豆のおいしさそのものです。茹で戻した後、炒めるなど味付けして仕上げます。スモークパウダーや燻製オイルを使うと、よりベーコンの風味に近づけることができます。